【カビ対策】お風呂場じゃない!部屋の壁紙にカビが生える原因と予防法

2025.08.14

埼玉県蓮田市を拠点に内装工事を手掛けている堀之内内装です。

カビと聞いて、まず思い浮かぶのはお風呂場ではないでしょうか? 湿度が高く、常に水がある場所なので、カビが生えやすいのは当然ですよね。

しかし、実は見落としがちなのがお風呂場以外の部屋の壁紙です。

「なぜ、お風呂場でもないのにカビが生えるの?」と不思議に思う方も多いかもしれません。今回は、そんな部屋の壁紙にカビが生える意外な原因と、ご家庭でできる簡単な予防法をご紹介します。


壁紙にカビが生える主な原因

お風呂場のように水を使わない部屋でもカビが発生するのには、主に以下のような原因が考えられます。

1. 結露

冬場に窓ガラスに水滴がつく「結露」は、ご存じの方も多いと思います。実は、壁の内部でも同じように結露が発生していることがあります。特に、外気で冷やされた壁の裏側と、暖かい室内の空気の温度差が大きいと、壁の内側で結露が起こり、壁紙に湿気が溜まってカビが生えやすくなります。

2. 換気不足

換気が不十分だと、室内の湿気がこもりやすくなります。特に、最近の住宅は気密性が高いため、意識して換気を行わないと、空気の流れが悪くなり、カビの温床になりがちです。

3. 家具の裏側

本棚やタンスなど、壁に密着して置かれている家具の裏側は、空気が滞留しやすく、ホコリも溜まりやすいため、カビが非常に発生しやすい場所です。

4. 空気中の汚れ

カビの胞子は常に空気中に漂っています。ホコリや食べ物のカス、石鹸のカスなど、カビの栄養源となる汚れが壁紙に付着すると、カビは繁殖しやすくなります。


今すぐできる!壁紙のカビ予防法

一度壁紙にカビが生えてしまうと、完全に除去するのは難しくなります。そのため、カビが生える前の予防がとても大切です。今日からできる簡単な予防法を4つご紹介します。

1. こまめな換気を心がける

1日に数回、数分程度でも構いませんので、窓を開けて部屋の空気を入れ替えましょう。空気の入れ替えが難しい場合は、換気扇を回したり、サーキュレーターを活用するのも効果的です。特に料理後や、たくさんの洗濯物を部屋干しした後は、換気を徹底しましょう。

2. 家具は壁から少し離して設置する

家具と壁の間を5〜10cmほど開けて設置するだけで、空気の通り道ができ、カビの発生を抑えることができます。

3. 湿度計を活用する

カビの発生には湿度が大きく関係します。湿度計を置いて、部屋の湿度を常に把握しておきましょう。一般的に、湿度が60%を超えるとカビが生えやすくなると言われています。湿度が気になる場合は、除湿機を活用するのもおすすめです。

4. 定期的な掃除

ホコリはカビの栄養源です。日頃から壁のホコリを払ったり、定期的に壁紙を拭いたりして、清潔な状態を保ちましょう。


もしカビが生えてしまったら…

軽度のカビであれば、市販のカビ取り剤で対応できる場合もあります。しかし、根が深く、壁の奥にまでカビが進行している場合は、プロに相談するのが一番です。

放置しておくと、カビの胞子を吸い込んでアレルギーの原因になったり、住宅の構造自体を傷めてしまう可能性もあります。

蓮田市近郊にお住まいの方で、壁紙のカビにお悩みでしたら、堀之内内装までお気軽にご相談ください。お客様のお悩みに寄り添い、最適な解決策をご提案させていただきます。

堀之内内装では、壁紙の張り替え工事や内装リフォームも承っております。お見積りは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

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