こだわりの料理を引き立てる!和食店の内装デザインのポイント

2025.09.14

埼玉県の蓮田市を拠点に内装工事を手がけている堀之内内装です。

和食の魅力は、味だけでなく、盛り付けや器、そして料理をいただく空間全体で感じられるものです。店内の内装は、お客様が料理と向き合い、その世界観に浸るための大切な要素。今回は、こだわりの料理をより一層引き立てるための、和食店の内装デザインのポイントについてご紹介します。

1. 落ち着きと品格を生む「素材選び」

和食店の内装において、素材は非常に重要です。木材、土壁、和紙、石など、自然由来の素材を積極的に取り入れることで、落ち着きのある上品な空間を演出できます。

  • 木材: ヒノキや杉、タモ材など、木の温かみや木目を活かしたカウンターやテーブルは、お客様に安心感を与えます。

  • 土壁・和紙: 柔らかな光を拡散する和紙や、独特の風合いを持つ土壁は、空間に奥行きと品格をもたらします。

  • 石材: 飛び石や洗い出しの床など、アクセントとして石材を取り入れることで、空間全体が引き締まります。

2. 料理を主役にする「照明計画」

どんなにこだわって作った料理も、照明が適切でないと魅力が半減してしまいます。和食店の照明は、料理を美しく見せるための「舞台照明」だと考えてください。

  • カウンター席: カウンターの料理を照らすペンダントライトやスポットライトは、料理に影を作らず、瑞々しさを際立たせるように配置します。

  • テーブル席: テーブルの中心に照明を配置し、手元を明るくすることで、料理への注目を集めます。

  • 間接照明: 壁や天井を照らす間接照明は、空間全体に柔らかな光を行き渡らせ、リラックスできる雰囲気を生み出します。

3. 日本の美意識を表現する「空間の余白」

和の空間における「余白の美」は、引き算のデザインです。必要以上に物を置かず、空間にゆとりを持たせることで、かえって洗練された印象を与えます。

  • 通路: お客様がゆったりと歩けるよう、通路の幅には余裕を持たせましょう。

  • 飾り棚: 季節の草花や掛け軸など、シンプルでありながら季節感を感じさせるものを飾ることで、空間に粋な趣きが生まれます。

4. 料理人のこだわりが伝わる「カウンター」

カウンター席は、お客様と料理人をつなぐ特別な場所です。料理人が手際よく調理する姿や、繊細な盛り付けの様子が見えることで、料理への期待感が高まります。カウンターの高さや奥行き、そして素材には、特にこだわりを持って設計することをおすすめします。


和食店の内装デザインは、単に見た目を良くするだけでなく、料理の美味しさを引き出し、お客様にとって忘れられない体験を創り出すためのものです。

堀之内内装では、お客様のこだわりやコンセプトを丁寧にヒアリングし、心からくつろげる居心地の良い和の空間をご提案しています。和食店の内装工事をご検討されている方は、お気軽にお問い合わせください。

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