蓮田市で居抜き店舗を改装する際の注意点とコスト削減術

2025.10.14

蓮田市の皆様、こんにちは!堀之内内装です。
新規開業や移転をお考えの際、「居抜き店舗」は初期費用を抑えられる魅力的な選択肢です。しかし、既存の設備や内装を引き継ぐからこそ、思わぬ落とし穴や工事の注意点も存在します。
今回は、蓮田市で居抜き店舗を改装する際に必ず確認すべき注意点と、賢く進めるためのコスト削減術をご紹介します。
Ⅰ. 居抜き店舗の改装で失敗しないための「注意点」
1. 契約内容と「残置物」の確認を徹底する
居抜き店舗には、前のテナントが残していった内装や設備(残置物)が含まれます。これらが**「造作譲渡」として引き継がれるのか、それとも「撤去が必要なもの」**なのかを明確にする必要があります。
* 設備の老朽化チェック: エアコン、給湯器、換気扇、厨房機器などは、一見使えるように見えても寿命が近い場合があります。引き渡し前に必ず動作確認と製造年月の確認を行い、故障時の費用負担も考慮しましょう。
* 不要な残置物の撤去費用: 契約によっては、不要な残置物の撤去費用は新しいテナントの負担となることがあります。事前にどの残置物を残し、何を撤去するかを貸主・前テナントと明確に話し合いましょう。
2. 既存のインフラ(給排水・電気・ガス)を確認する
新しく始める業態に、既存のインフラ設備が対応できるかを確認することは非常に重要です。
* 電気容量(A・kVA): カフェから美容室へ、など業種が変わると必要な電気容量が変わります。容量が不足している場合、幹線からの引き込み工事が必要になり、高額な費用が発生することがあります。
* 給排水管の太さ・位置: 厨房機器の追加やトイレの増設などを行う際、既存の配管径や位置が合わないと大掛かりな工事になりがちです。特に排水管の詰まりや劣化も確認が必要です。
3. 法規制と消防法の確認
蓮田市内の物件であっても、建物の種類や場所によって適用される法律が変わります。
* 用途変更: 前のテナントと新しいテナントで建物の「用途」が異なる場合(例:事務所→飲食店)、建築基準法上の用途変更の手続きが必要になることがあります。
* 消防法: 飲食店など火気を使用する業態の場合、排煙設備、防火設備、消火器の設置などが消防法によって義務付けられています。既存設備が現在の法律に適合しているかを必ずチェックしましょう。
Ⅱ. 賢く進めるための居抜き店舗の「コスト削減術」
居抜き店舗の最大のメリットである「コスト削減」を最大限に引き出すための方法です。
1. 活かせる部分は「最大限活かす」
最も費用がかかるのは、「壊す」と「新しく作る」作業です。
* 内装・床の活かし方: 天井の躯体(コンクリート)をあえて見せるスケルトン天井にして塗装だけで済ませる、床材は剥がさずに上から新しい素材を貼る「重ね貼り」で撤去費用を削減するなど、既存の内装をデザインの一部として取り込む工夫をしましょう。
* 間仕切りの再利用: 既存の壁や間仕切りを完全に撤去するのではなく、高さを変えたり、一部に窓を開けたりするリメイクでコストと工期を削減できます。
2. 見積もりは「分離発注」も検討する
内装工事一式を**設計会社(または元請け工務店)に依頼するだけでなく、一部の工事を専門業者に直接依頼する「分離発注」**もコスト削減に繋がる場合があります。
* 専門業者への直接依頼の例: 厨房機器、照明器具、サイン(看板)制作など。
* 注意点: 分離発注は全体の管理が難しくなるため、必ず内装業者と連携を取り、全体のスケジュールと責任範囲を明確にすることが重要です。
3. 設備は「中古品・リース」を視野に入れる
高額になりがちな厨房機器や空調設備は、新品にこだわらず選択肢を広げましょう。
* 中古厨房機器の活用: 専門のリサイクルショップなどを利用すれば、費用を大幅に抑えることができます。
* リース契約の活用: 初期費用を抑えたい場合は、業務用エアコンや高額な機器をリース契約にすることで、月々の費用に分散させることが可能です。
蓮田市での居抜き改装は「堀之内内装」へ
堀之内内装は、地元蓮田市で長年、店舗内装を手掛けてまいりました。居抜き物件のポテンシャルを最大限に引き出し、お客様の予算内で最高の空間を実現するお手伝いをいたします。
居抜き店舗の確認事項からデザイン、コスト削減のご提案まで、まずはお気軽にご相談ください!

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